NEWS

2022.01.05
お知らせ

グループ年頭挨拶について

グローバルスカイ・グループ代表永田幸がグループ役職員向けに実施いたしました年頭挨拶の要旨を、下記の通りお知らせします。

明けましておめでとうございます。新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、円滑な事業活動と健康・安全の確保に取り組む皆様に心より感謝御礼申し上げます。

私たちはコロナ禍で2回目の新年を迎え、脱炭素含むSDGs・ESG・デジタル化の潮流に柔軟に対応できるか、会社そして私たち自身の「自ら未来を切り拓く力」が問われています。サステナブルな社会を創ろうと環境・教育・食分野への事業投資を起点としたグローバルスカイ・グループは、本年6月に10周年を迎えます。挑戦や失敗から多くのことを学びながら、グローバルな教育事業と飲食・給食事業を通して、上質な学びと食文化に触れられる体験型のサービスを生み出してきました。

私たちは、「未来を創り、世界とつなぐ」を理念に、行動指針CLEAR(「顧客本位」「長期的視野」「高い倫理観」「新しい発想」「人と自然環境の尊重」)に沿って業務遂行し、世界中のコミュニティに価値創造できるチームを目指しています。10周年を迎えるにあたり、企業として持続的に成長できる「人づくり」と「企業文化の醸成」に私自身が深く関与して、当社グループに集う人材が学び教え合ってスキルアップし、クリエイティビティを発揮して楽しく活躍できる組織づくりに取り組みます。私たちは、時代を超えて永続するビジョナリー・カンパニーを目指して試行錯誤と規律が両立する企業文化を醸成しながら、規模は小さくても世界を視野に独自のサービスを提供して特定多数の絶対的なファンに囲まれる状況を目指したいと考えています。

さて、第4次中期経営計画(2021~25年)の一年目だった昨年の業績は、豪州アーリーラーニング事業の収益力が高まった一方、日本の飲食部門における長期営業制限と教育部門の収益化遅延により、グループ収益目標は達成できませんでした。なお、昨年末に不採算事業の整理・再建をほぼ完了しており、本年は第4次中計におけるグループ共通方針を着実に実行することで、「稼ぐ力」(収益力)を大幅に高められる状況と考えています。

教育事業を担うグローバルスカイ・エデュケーション・グループは、オセアニア地域における保育・初等教育を起点に環太平洋地域でライフロングのラーニング・エクスペリエンスを提供して、先端的なグローバル教育のリーダーを目指します。Play & Learnをベースとする世界標準の教育プログラムの拡充、Play & Learn in Natureを実現する施設改修、スクール・マネジメントサービスや教育プログラムの外部提供(食育、異文化・海外保育体験Hello Kidsプログラムのグローバル展開)などに取り組み、グループ全体のさらなる収益向上に取り組みます。

飲食事業を担うTerra株式会社のグループは、ダイニング・エクスペリエンスを提供し、オセアニアの食文化を伝える日本を代表する会社を目指すことに変わりありませんが、コロナ禍での生き残りをかけた取り組みを継続します。高い顧客満足度を徹底的に追求したフード・ドリンク・サービスの提供、デジタルマーケティングの強化、オセアニア地域との関係性を強みとする商品開発、ブッシュタッカーやアボリジナルアートにフォーカスした顧客基盤を構築することに取り組み、収益基盤の拡充を図ります。

まとめますと、本年は、企業価値を高めて成長し続ける源泉となる「人づくり」と「企業文化の醸成」に経営陣が一丸となって取り組み、役職員の一人ひとりが「自ら未来を切り拓く力」を高め、チーム、事業、企業文化をアップデートしたいと考えています。皆さんへのお願いとしましては、上質な学びと食に関するサービス提供に情熱を注ぎ、自分たちがいつも足を運びたい場所、自慢したい魅力あふれる場所にすることを徹底的に追求してください。これが顧客基盤を拡充して収益力を強化することにつながると信じてやみません。感染力の強い変異型ウイルスの影響やインフレ懸念、原材料高といったリスク要因に目配りしつつ、希望に溢れる明るい未来に向けて一緒に前進して成長してまいりましょう。本年も皆さんとご家族の健康と益々の飛躍を祈念して、年頭の挨拶といたします。

グローバルスカイ・グループ 永田 幸

以 上