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2020.01.06
お知らせ

グループ年頭挨拶について


グローバルスカイ・グループ代表永田幸がグループ社員向けに実施いたしました年頭挨拶の要旨を、下記の通りお知らせします。

2020年を迎え、新たな10年(Decade)が始まりました。米中貿易摩擦や地政学リスクにより世界経済に不透明感が漂いますが、グローバル化・デジタル化・消費行動の変化で社会・経済構造そのものが変わりつつあります。グローバルスカイ・グループにとっては、第三次中計の最終年にあたりますが、昨年断行した経営管理体制の刷新と「拠点増」を追わない方針転換を受けて、本年も「サービス価値の高いソリューションの開発・提供」に重きを置き、キャッシュフローを生み利益を出すことに注力いたします。そのためには、顧客基盤と信用の維持は当然ながら、顧客満足度の高い商品・サービスを体験型かつB-B-Cで提供し、サービス部門で先行展開する「QGCの追求」(Quality, Global Standard, Creativity)をグループ全体で取り組むとともに、KPI順守(生産性向上)をお願いします。特に成果を出すことに執着していただきたい。以下、事業グループ別に本年の取り組みの概要を述べます。
グローバルスカイ・エデュケーション・グループ(GSEG)は、ライフロングで「ラーニング・エクスペリエンス」を提供する教育ソリューション企業として、Play & Learnの考えに基づいた「学びをデザインする」ことを強みにしてまいります。豪州アーリーラーニングセンターの教育水準向上・稼働率向上・学費引き上げと国内研修ソリューション事業の収益化を実現します。
風技術センターは、風洞実験装置および実験模型のリーディングカンパニーとして、「環境再現」をキーワードに技術力・製品開発力を磨き、都市構造物のみならずスポーツ科学分野における風洞実験に携わる実験者・研究者の皆様の多様なニーズに応えてまいります。建設業許可の活用や資本業務提携の模索と併せて第三の柱となる事業シーズを見出す方針です。昨年に引き続き、多数の模型案件と大型の風洞案件を着実にこなしてまいります。
レストラン事業は、東京とホノルルの4店舗で、地域テーマ型店舗である強みを活かしつつ高いホスピタリティをもって「ダイニング・エクスペリエンス」の提供に注力します。ワイン事業については、「ワイン・エクスペリエンス」の提供を目指し事業再建を果たします。
本年の取り組み概要を申し上げましたが、子年は繁栄を象徴する干支であり、これからの10年の礎となる一年にしたいと願っております。具体的には、2030年に向けた収益基盤を整え、長期ビジョンを策定し、実オペレーションを持つクリエイティブ集団に変わる一年になろうかと思っています。
最後に、世界的潮流となったSDGs(持続可能な開発目標)やESG(環境・社会・ガバナンス)に配慮した事業活動が求められる中、グループ理念「未来を創り、世界とつなぐ」を常に念頭に、行動指針のCLEAR(「顧客本位」「長期的視野」「高い倫理観」「新しい発想」「人と自然環境の尊重」)に沿って、健康と安全に留意して日々の業務に取り組んでいただきたくお願い申し上げます。